秩父の削られ続ける山 ~冬の武甲山登山①~
こんにちは!
いつもブログを見て頂いてありがとうございます!
さて
今回も前回に続き、山登りシリーズです
前回の山行はこちら↓
久しぶりの伊豆ヶ岳プチ縦走を終えた帰り、
次なる山を、奥武蔵山域
これもまた気に入っている山、秩父の武甲山に絞った自分。
この山、標高は1304メートル
石灰が採掘できるため、かなり山が削られて
今では、36メートルほど低くなっている…
登山ルートは、西武秩父線の横瀬駅から登るコースと
秩父鉄道の浦山口駅から登るコースがある。
(上の写真は横瀬駅からのルートのもの)
12月17日(土)
早朝5時に家を出発
最寄りの高崎線の駅、宮原駅に向かう
いつもは横瀬駅から登り始めるが、こちらのルート
駅から登山口まで1時間50分ほど、石灰の工場が並ぶ舗装路を歩かなければいけない。
人数で来る登山者は駅からタクシーを使うのが普通だが、
自分はいつも舗装路を歩いていた。
(タクシー代3000円をケチっていた…)
登山口に着く頃には既に結構疲れているのだが、
それよりも、空気の悪い石灰の工場群を歩くのはしんどい…
(変わった建物なので、工場マニアの方にはたまらない光景であろうが…)
そこで、今回はいつも下山で使う秩父鉄道側のルートの
浦山口駅からピストンで登る事にした。
熊谷駅で秩父鉄道に乗り換える。
SL乗り場の看板を見て、
SLもいつか乗ってみたいな~
(予約は全然取れないらしい…)
三両編成の電車に揺られること1時間30分
8時5分
浦山口駅に到着
他に登山客が2,3人。
やっぱり、冷えるな…
この時期の、この時間はさすがに寒い。
冬用グローブやフリースを着込んでいるが、それでも立ち止まっているとかなり寒い
念の為、熊鈴を付けて…
(武甲山近辺は熊が多く生息しているらしい…)
いざ、出発!
秩父鉄道の高架をくぐり、秩父湖方面と表示がある方面へ…
しばらく舗装路を上がると細い林道に入り、歩くこと10分。
目に前に神社と鍾乳洞がある。
…帰りに寄ろうかな
そのまま通り過ぎ、しばらく右に川を見て進む砂利の山道
動いてれば何とか寒くないかな…
と、
後ろから先ほど駅で一緒になった単独登山者の方が…
「こんにちは!」
あっという間に過ぎ去り、見えなくなる。
は、早い!
いや、自分は自分のペースで…
少し日が昇ってきた
ふと道端を見ると…
お、つららだ…
通りで寒いわけだ。
しばらく、道を行くと川を渡る橋があり、川の右側へ…
小さい滝だけど流れが綺麗だな~
そして、やっと登山道入り口へ。
水分補給をして出発!
登山道を進んでいると…
橋だ!
結構流れが速い川に、簡易的な橋が架かっている。
増水時は渡れないらしい。
落ちたら結構流されるな~
橋を渡ると、ここからはひたすら急登が続きます。
相変わらず無駄に重いザックを背負って…
はあはあ…(いつもの息切れ)
1時間後…
やっと尾根出た~
日もだいぶ上がってきて空もきれいなブルーだ
と、
ズボ!
足を突然取られる…
足元を見てみると…
霜か!
ていうか、土が20センチくらいあがってる!
もはや、針みたいな細い氷になってるし…
ここからは、ずっと歩きづらい霜の尾根道を登って行く。
少しづつ標高を上げて…
しかし、人と全然会わないな…
こっちの裏登山道を、登りで使う人はあんまりいないのか…
10時14分
長者屋敷到着!
しかし、屋敷なんてないよな~
ここは長者屋敷という場所、しかし…
あるのは、石灰採掘時の発破の際、避難するプレハブの小屋があるだけ。
左には、採掘の為廃道になった元登山道。
右には、バリエーションルート。
てか、落石とか木の倒木を避ける為だよな…
こんな小屋で大丈夫か?
そんな事を思いながら、まだまだ続く
目の前の急登を再び登って行くのだった…
長くなってしまったので②へ続きます
最後まで見て頂いてありがとうございました!